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2014年11月16日

成年後見制度について

今日は、成年後見制度についての講師の仕事が
ありました。

市民後見人や親族後見人向けの講座で、私は、
後見人としての財産管理業務と最近導入された
後見制度支援信託についての講義を担当させて
いただきました。
後見人の業務の中でも、財産をどのように管理するかは
極めて重要な事柄ですが、これを適正に行うにはどうすれば
よいかについて、お話しさせていただきました。

最近の報道によれば、今後20年間の見通しとして、
成年後見制度の利用者が増えて後見人が足りなくなると
考えている自治体が多いとのことでした。

後見を担う市民後見人の養成の必要性も唱えられて
いますが、今回の講義が、少しでも役に立てばと
思います。

私自身は、後見人としての職務を複数経験して
おりますし、後見開始審判の申立てにも関与した
ことがあります。
高齢化が進む中、法律の専門家である弁護士が
後見制度のために役立てる場面は、これからも
増えていくのではないかと思われます。

後見制度の利用についても、弁護士にご相談
いただければと思います。

弁護士 加藤昌利

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